腰痛は2種類ある

① 動き過ぎて疲労が蓄積したタイプです。

農作業や肉体労働のような労力に伴う腰痛です。

1週間もすれば治療をしなくても、寝て起きるたびに楽になる腰痛です。

病院や医院の治療で楽になる腰痛で、筋肉に炎症がある場合が多く、薬やシップが有効です。

 

② 同じ姿勢が長いため疲労が蓄積したタイプです。

デスクワークや手作業など姿勢の維持に伴う腰痛です。

寝て起きて鈍痛があり、病院や医院に行っても楽にならい腰痛です。

慢性腰痛になりますので、患部に炎症がないので薬やシップの効果が期待できません。

朝起きた時の痛みが、動いているとだんだん楽になるのが特徴です。

この状態を続けると、ある日突然痛みを発症する、いわゆる「ギックリ腰」を発症する要因となります。

 

①・②腰痛対策

どちらの腰痛も疲れが原因ですから、疲れが解消すれば楽になります。

 

①の腰痛は、一過性の腰痛で、処置を何もしなくても、原因が一過性の過労なので、休養し少しづつ動き出せば問題なく楽になります。

 

②の腰痛は、同じ姿勢が長いために腰の動きが悪くなって、血流・代謝が悪化したものです。

血流・代謝が悪化すると疲労物質が吸収出来ず、回復力が低下した状態です。

薬を飲んでもシップを張っても、回復力は上がりませんので、薬やシップ・腰椎ベルト等が手放せなくなります。

長く腰痛を患っている人は正にこの状態で、回復力が低下しているのですから、長期間改善しないのも当然です。

しかし、腰の可動域を改善し血流を改善すると、代謝が改善され落ちた回復力を取り戻せますので、日常生活は今よりずっと楽になります。

 

あとはあなた次第!

楽になったら筋力アップすれば、腰痛とは「お・さ・ら・ば!」も夢ではありません。

 

ちなみに、私も20代前半に3年間腰痛に苦しみました。

薬・シップ・腰椎ベルトに大変お世話になりました。

しかしあまりに改善しない腰痛に、一念発起して腰痛を克服。

それ以来35年間腰痛知らずです。

2024年12月23日