目の疲れ
あるアンケート結果に「解消されたら充実度が高まると感じる身体の悩みは何か」というものがありました。
何だと思いますか?
プロの私は、頭痛か不眠かな~?
正解は、ダントツで「目の悩み」79.9%だったのです。
パソコン・スマホの影響でしょうが、目の悩みだとは思いませんでした。
目が疲れると訴える人には、2つのタイプがあります。
ひとつは、①まぶたの疲れを目の疲れと感じている人です。
集中しているとまぶたが重く感じ、眠気を目の疲れと表現している人です。
睡眠の質が悪く、脳の疲労が蓄積している状態です。
交感神経緊張により涙の分泌が減少していますので、見えづらくなり、ハッキリ見えなかったり、かすんだりするタイプです。
もうひとつは、②眼球の疲れです。
これは集中しているとまばたきが減り、目を開いているのがつらい状態です。
眼球が充血するタイプです。
集中していると、まばたきをすることが減り、眼球表面が乾き目の疲れを感じます。
見え方には変化はありませんが、見ているのがつらいタイプです。
②のタイプは、目薬や温・冷却によって楽になりますが、①のタイプは、睡眠の質が悪くなって熟睡できず交感神経緊張になっているので、①のタイプと同じ対策では改善しません。
自律神経の治療や不眠の治療後に「物がきれいに見える」「目がサッパリした」という患者さんがたくさんいます。
これは①のタイプの目の疲労を抱えていた人で、原因が自律神経や不眠だったことが施術後の結果からも明らかです。
「目の悩み」を抱えている人は、参考にして下さい。
ちなみに「目の悩み」を抱えていても対処している人は、半数だそうです。
対処してない理由は、「解らない」「対処するほどでもない」・・・
ちょっと待って!
「解消されたら充実度が高まる・・・」と聞いているのに「解らない」はいいとしても「・・・するほどでもない」とは???