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うつ病は2種類ある

うつ病は、日常生活に支障が出るほどの強い気分の落ち込み・不安感・意欲の低下が続く病気です。

主な原因は、ストレスといわれています。

しかし、ストレスが原因ではないのに、うつ病と診断されている人がいるのです。

 

その原因とは、「首コリ」です。

 

頚性神経筋症候群といい、首のコリが慢性化し悪化すると自律神経失調になり、頭痛やめまい、疲れ目、下痢や便秘、倦怠感、不眠症といった身体症状が表れ、精神面ではイライラや不安、集中力低下、うつといった症状につながります。

 

うつ病には、ストレスが原因とされる「精神性うつ

首コリが原因とされる「頚性うつ」があるのです。

 

この頚性神経筋症候群は、充分に認知されていないようで、一般的な精神・心療内科では頚性うつも精神性うつと同様に扱われ、抗うつ薬・抗不安薬や安定剤を処方され、カウンセリングなどで対応されています。

したがって頚性うつの人に、精神性うつの人は治療は効かないどころか、薬の副作用で苦しむことさえあります。

 

原因が違うのですから、治療が違って当然です。

頚性うつに有効なのは、首コリをとにかく改善することです。

硬直した首の筋肉の弛緩、緊張した首の神経の緩和には、パルス鍼療法がとても有効です。

 

過去に「首コリ・肩こり」がありませんでしたか?

交通事故やスポーツで、過去に首を痛めた経験はありませんか?

あなたは「頚性うつ」かもしれません。

 

ちなみに、うつ病と称して来院した人で、3か月くらいで劇的に良くなる人と、施術を受ければカラダは楽になるが、不安感や気力低下などの精神的な改善がとてもゆっくりな人がいます。

問診で精神性うつと頚性うつを判別し、頚性うつの人に施術をしていますが、どうも精神性うつと頚性うつの複合型うつの存在があるようです。

2024年10月23日

「痛み止め」は痛みを止めない

一般的に言われている「鎮痛薬」は、痛みを止めているわけではありません。
正式には「非ステロイド性抗炎症薬」といい、痛みを止める薬ではありません。

組織が損傷を受けると痛みを感じますが、損傷がおきた細胞膜で化学反応が起きると、プロスタグランジン類というホルモンのような物質が合成され組織の炎症がおこり痛みを生じさせます。

鎮痛薬といわれている非ステロイド性抗炎症薬は、このプロスタグランジン類の合成を抑制する効果があり、それによって痛みが軽減されているのです。

 

「痛みが楽になっているんだから問題ないでしょう」

 

その通りなんですけど、炎症のない痛みには理論的に効果がないということが問題なんのです。

肩こりや腰痛・頭痛などの慢性痛には、組織に炎症反応はありませんので、痛みが軽減することはないはずです。

しかし多くの人が鎮痛薬を飲んで楽になっているようです。

 

これにも理由があり、ひとつはプラセボ効果

薬の作用がないのにもかかわらず、薬を飲むと身体が反応して効果が出てしまうことがあります。

もうひとつは痛みはピークを迎えると、自分の回復力で何もしなくても軽減してくるものです。

ほとんどの人が、痛みのピークの手前に薬を飲む人が多く、結果薬を飲んだ後に楽になっているので薬の効果と思ってしまうのです。

 

「痛みが楽になっているんだから問題ないでしょう」

 

その通りなんですけど、実はここからが本題「おおいに問題あるんです」

腰や背中などの慢性痛を鎮痛薬で楽になっている人の中に、内臓レベルの組織の損傷や炎症の症状が隠れていることがあるからです。

 

関連痛といい、痛みの原因となる部位とは、別の部位に痛みを感じることがあるのです。

 

狭心症・心筋梗塞で肩・首の痛み ・すい臓がんで背腰の痛み ・胸膜炎で背中の痛み ・尿路結石で胸背腰の痛みなど、命にかかわることがありますので、慢性痛なのに鎮痛薬で楽になっている場合は注意して下さい

 

参考まで )

私事ですが、来院患者さんで「脊椎腫瘍」だったケースがあり、発見が早くその後元気に山登りが出来るまで回復した人がいます。

この脊椎腫瘍という病気は、悪性の場合5年生存率が10%を下回る怖い疾患です。

 

通院2回目に「何かおかしい・・・」と感じ、「すぐに大きな病院に行ってください」とお願いしたのです。

1週間も経たないうちに手術をし、1~2か月後には私のところにお礼にいらしてくれました。

 

気付いたきっかけは、慢性痛だったにもかかわらず、「薬を飲めば痛みは楽になるがすぐ痛くなる」というのです。

また、はり施術で痛みが全く変化しなかったのです。

はり施術で全く変化のない経験がほとんどなく、多少でも痛みに変化が現われるのに「全く変化なし」、何なら痛くなったでも変化なのに、それが何度聞いても「全く変化なし」だったのです。

腰に関する整形外科チェックを試しても問題なし。

つまり、腰に痛みが存在しないのです。

 

それ以来、患者さんの訴える痛みに関しては、何度も何度も事細かく質問し、最後は指1本で指し示すように問診するようになりました。

きっと「ウザイ!」と思われていますが、これが私のやり方です。

2024年10月03日

パニック障害のはり治療

YouTubeをあさっていたら、シンガーソングライターの優里さんが、パニック障害になって休養していたときに受けていた治療が、何とはり治療

 

【動画】優里さん鍼治療

 

復帰後も体調維持のために通院。

良くなったら、すぐ元の好き勝手な生活に戻ってしまうのが通常。

しかし彼は自分の健康にお金と時間を使っている。

なかなかあの若さでは出来ないこと。

よほどつらい思いをしたのが、うかがえる。

 

動画の施術は、当院とは施術方針が違いますが、参考になると思います。

ちなみに、都内であの施術内容でしたら、きっと¥20000はくだらない?

 

2024年09月23日

新型コロナ感染後遺症

現在、新型コロナ感染後遺症に有効な薬や治療はありません。

しかし考え方を替えれば、後遺症は治りきらなかったということ、回復しきれなかったということです。

回復しきれなかったのなら、回復力を高めてあげれば回復するのでは・・・。

 

2年前にコロナ感染し後遺症が残った会員の患者さん3人に、コロナ後遺症(頭重・だるい・嗅覚×・不眠など)の施術を依頼されました。

経験のない施術だということを了承していただき、後遺症に合わせ回復力が上がるように施術・指導をしました。


その結果は、 「パチパチパチ・・・(笑)」

 

想定道り、「回復力が落ちていてコロナ後遺症に・・・」を証明するかのように、1ヶ月~2ヶ月の施術と指導で3人とも見事寛解。

 

コロナ後遺症は、回復力が落ちていることが原因の一つと考えられるので、回復力を上げてやればどうにかなるようです。

たった3例ですが、3人ともに「ほぼ良くなった・・・」といっていましたので、みやび治療院でのコロナ後遺症に対する施術に、期待せずにはいられないのは、

わ・た・し・・・ だけ?

2024年09月16日